2013年12月27日金曜日

プロ選手インタビュー【奈良くるみ選手】

こんにちは、三和テニスアカデミー所属の笠原正基です。

今回、金子コーチから特別に許可をもらい、allout 2014に参加するプロ選手、コーチに1対1のインタビューを申し込むことができました。初めてのインタビューということで僕自身とてもドキドキしましたが、同時にこのような貴重な体験をさせていただき、深く感謝しています。
 
さて、記念すべき第一回のインタビューは 、この選手!


 

 


 

 
そう!今年の全米オープン3回戦進出、そして世界ランキングもトップ10078位まで上昇した奈良くるみ選手です。奈良選手は原田コーチの元、厳しいトレーニングと練習を積み重ね、今年目を見張るような成績を収めました!

 

そこで自分は、この躍進の理由について聞いてみました。
 
奈良選手は決して体格に恵まれている選手ではなく、身長も156センチとトップ100で一番身長が低い選手です。その中でどうしてここまで活躍できたのか。
 
彼女は単刀直入に2つの答えを出してくれました。

「テニスと向き合う時間が増えたこと」

「試合の中でのマインドコントロールができたこと」

奈良選手自身、パワーでは勝てないという自覚があるからこそ、頭を使ったプレーが非常に重要だと言っていました。これはツアーを回っていく中で、学んだことであり、それが今となって勝てる原因となっているそうです。
 
続いての質問は、以前奈良選手がある取材のインタビューで答えた意外な言葉「緻密さで攻める」についてもっと具体的にどういう意味なのかということを聞いてみました。
 
奈良選手のいう「緻密さ」とは、今年のクレーシーズンの時、自分の目指すプレーが作れたことによってできたものだそうです。そこで長所であるフットワークや展開力を更に身につけ、自分のプレーをより確立的なものにしたことが全米オープンでの活躍に繋がったそうです。奈良選手本人によると、全米オープンの予選の時は、特に調子が良いわけではなかったものの、自分のやるべきことを自覚していたからこそ、勝ちに結びついたと言っていました。
 
最後に来シーズンの抱負を語ってもらいました!
 
奈良選手は数字にはこだわらず、何よりもプレーを楽しむこと。そしてできれば、トップ100に継続していられることと言っていました。
 
今回のインタビューを通して、日本人は体格が不利でも、奈良選手のように世界で活躍できるということを証明してくれました。皆さんも諦めず、夢を追い求め、挑戦し続けて下さい。
来シーズンのご活躍を期待しています!
 
 
以上第一回目のインタビューでした。次回もお楽しみに!
 

 

選手紹介スクリーンショット 2013 12 26 23 51 05シンガポール在住の笠原正基です。シンガポールの食べ物で一番好きなのはチキンライスです。

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